貯蓄を習慣づけるための2つの方法

2024年12月5日

「2:6:2のルール」のほかにも、いくつか貯蓄を習慣づける方法があります。

まず、具体的な目標額を「公言すること」です。
友人でも、恋人でも、家族でもいいので、信用できる人に対して宣言することで、貯蓄への意志を固くすることができます。

宣言するだけでなく、その後も月に1回でも3ヵ月に1回でもいいので、通帳を見せながら報告するとより効果的です。
ただし、間違っても不特定多数の人が閲覧できるSNSなどに公表するのは、セキュリティの意味でも避けましょう。
私自身もそうですが、意志が強くない人間にとっては、自分ひとりの戦いでは限界があります。
まわりの力も借りつつ、貯蓄を行っていくといいでしょう。

挫折しない貯蓄方法

もう1つは、「小さな成功を経験すること」です。
はじめから年単位かつ数百万円単位で目標を立ててしまうと、そこにたどり着くまでに挫折しがちです。
そこで、短期間で達成可能となる目標を立て、成功体験を積み重ねることで、モチベーション維持につなげるのです。
「5ヵ月間、毎月2万円ずつ貯めて10万円貯蓄する」くらいから始めるのもいいかもしれません。

もし、それでもモチベーションが保てないというのならば、最初だけ自分へのご褒美をつけるのもひとつの手です。
たとえば、「10万円貯まったら欲しいものを2万円まで使っていい」などのご褒美を決めるのです(もちろん、ご褒美が常態化されてしまうのは好ましくありません。ですから、貯蓄が自分の中で習慣化されるまでの対症療法だということを忘れないようにしてください)。
このようにしてモチベーションを保ちながら進めることで、次第に貯蓄が習慣化されていくでしょう。

仕事に活かす

同僚に今年の目標を公言し、「有言実行」を目指そう

誰かに目標を宣言することで、自分にプレッシャーをかけることや、周囲からのサポートを受けることができるでしょう。

▶︎【CHAPTER6-①】「得意なスキル」を見つけ、伸ばしていこう

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